実例

以前に相談のあったご家庭での話ですが、定年退職した親の家計を見直してほしいということでおじゃましました。
年金は十分な額が支給されているにも関わらず、なぜか生活が苦しくお子さんから援助を受けることも。
エンゲル係数が高いことが気になりましたが、買い物をクレジットでリボ払いにしているとのことで、明細書を確認しました。
ここからは記憶が薄れているので正確ではありませんが、「返済額の約半分が手数料」だったかと思います。支払の残高が大きく、高額な手数料を払っている状態でした。最近は現金を持ち歩かないスタイルが日本にも増えてきましたが、少ない返済額のまま買い物を続けることで支払残高がどんどん増えていたのです。

私は竹内力さん主演のミナミの帝王が好きでよく見ていましたが、利息だけ返済して元金が残っているというのと同じ感じでした。
高額な手数料を払い続けるのは無駄が大きいということで、買い物は現金払いもして支払残高を減らし、手許の現金・預貯金を含めたお金を意識するようにアドバイスしました。生活が苦しくなければ繰り上げ返済や返済額の増額という手もあります。また、お父様のお金の使い方が多少ルーズということもあり、お子さんが目を光らせるということもお願いしました。

リボ払いとは

リボ払いの言葉自体は浸透してきて、実際に利用している人も多いかと思います。
イメージとしては、「毎月の返済額が同じ」で済むため、買い物がしやすく返済計画が立てやすいというところでしょうか。
詳しい説明はカード会社などからネット上にも溢れていますので省略しますが、今回のことでリボ払いを利用するときに特に注意をしていただきたいことは、利用するところのリボ払いの返済額と手数料がどうなっているかです。

返済額
定額によるもの・・・元本返済額が定額のもの
残高によるもの・・・支払残高の区分に応じて返済額がステップ状に変わるもの

手数料
支払残高×料率(カード会社による)

注意点
返済が定額による場合、支払残高が増えると返済期間が長くなり、その間手数料も払い続けることになります。
返済が残高による場合、高額な買い物をした後、返済額が上がり思わぬ出費を強いられることになります。